交通事故治療マガジン

追突事故における電話での謝罪 謝罪を避けるべきケースとは


追突事故を起こしてしまった場合、電話での謝罪はどのように行えばいいのでしょうか? 今回は追突事故における電話での謝罪の仕方をご紹介します。

追突事故で謝罪はするべき?

どのような事故であれ、起こしてしまったら被害者の方に謝罪しなければ…と思うものです。しかし、追突事故の場合、中には謝罪に慎重になるべきケースがあります。謝罪を行ったほうがいいケースと、慎重になるべきケースに分けて見ていきましょう。

謝罪した方がいいケース

謝罪を行ったほうがいいケースとは、明らかに自分自身の過失が原因である事故の場合です。
一般的に追突事故の多くは、過失割合が10:0になります。例えば、相手が停車中に後ろから追突してしまったといったケースです。
自身が加害者で、相手が被害者だという関係が明確な場合は、誠意を持ってきちんと謝罪を行ったほうがいいでしょう。

謝罪を慎重に行うべきケース

謝罪を慎重に行うべきケースとは、相手にも過失がある場合や、過失割合に争いがある場合です。
謝罪をすると、基本的に自分自身が事故を起こしたことを認めることになります。相手にも過失がある場合に謝罪を行うと、「謝罪をしてきた=つまり自分は悪くない」と捉えられてしまうおそれがあります。
お互いの主張に食い違いが生まれると、示談交渉などの際に揉める一因になる可能性があります。
電話での謝罪は避けるか、電話をしても、体調を気遣う程度に留めておくのが無難です。

保険会社に相談しよう

交通事故後の被害者への対応は、基本的に保険会社の担当者が行います。
謝罪の対応次第では、被害者と保険会社のやり取りに影響を及ぼしかねません。
念の為、事前に被害者の方へ電話で謝罪したい旨を、保険会社へ相談しておくといいでしょう。

電話での謝罪方法

電話で被害者へ謝罪を行う際に、気をつけておきたいポイントがいくつかあります。

謝罪するタイミング

まずは、謝罪するタイミングです。

事故後いつまでに謝罪するべきか

謝罪をするのであれば、なるべく早く行いたいですよね。しかし、謝罪のタイミングの目安としては翌日と考えるのがいいでしょう。
事故の当日の場合、被害者の方は精神的にも時間的にも、謝罪の電話を受ける余裕がないことが考えられます。また、謝罪までに時間が経ちすぎてしまうと、誠意がないと感じられてしまう場合があります。したがって、追突事故を起こした当日は避け、翌日に謝罪をするといいでしょう。

謝罪の電話をする時間帯とは

電話をするのに常識的な時間帯を前提としましょう。早朝や深夜といった、迷惑になりかねない時間帯は避けましょう。また、仕事をされている場合は、日中も電話に出ることが難しいかもしれません。
つまり、常識的な時間帯かつ、被害者の都合に合わせた時間帯ということになります。事故現場でお互いの連絡先を交換する際に、事前に電話に出やすい時間帯を尋ねておくといいでしょう。

謝罪の内容

では、どのような内容で謝罪をすればいいでしょうか。
以下にまとめました。

注意しておきたいこと

また、電話で謝罪をする際の注意点もあります。

電話以外の謝罪方法

謝罪の手段は電話だけではありません。

訪問しての謝罪

実際に被害者の自宅などへ出向き、謝罪をすることもあります。
面と向かっての謝罪で、電話のみの謝罪よりも、誠意が伝わりやすいことがあります。

訪問での謝罪において注意しておきたいのは以下の点です。

また、菓子折りなどを持参することになるかと思いますが、形が残るようなものは避け、きちんと外箱に入ったものを持参しましょう。

謝罪を断られてしまったら

そもそも謝罪を断られてしまった場合は、どのように対処すればいいのでしょうか。

一度断られたために、その後一切謝罪を行わないといった対応は避けた方がいいでしょう。
少し時間を置くことで、改めて謝罪の言葉を聞いてくれる場合があります。

また、どうしても謝罪を受けてもらえない場合には、謝罪文を渡す方法もあります。
謝罪文は、被害者へ郵送するか、保険会社の担当者や弁護士を通して渡してもらうのもッッ1つの手立てです。

謝罪は相手への気遣いを忘れずにしましょう

今回は、追突事故における電話での謝罪の方法を中心に紹介しました。事故の翌日を目安に、被害者の都合に合わせて電話をかけましょう。謝罪で誠意を示すためにも、被害者の都合や怪我の具合など、被害者への気遣いを念頭に置き行いましょう。