交通事故ー初期対応まとめ

2019年02月01日

交通事故の加害者になってしまった場合

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交通事故を起こしてしまった場合、どのような対処をすればよいのでしょうか。行うべきことは、大きく分けて次の3つです。

1.負傷者の救護

負傷者がいる場合は、すぐに119番通報をしましょう。負傷者の救護は、運転者含め同乗者に対しても義務とされています。

2.警察への通報

交通事故の発生を警察に通報することも運転者の義務になります。事故の程度や負傷者の有無に関わらず、すぐに110番通報をしましょう。

3.保険会社への連絡

事故直後に保険会社に連絡することによって、保険内容によっては初期対応を代わりに行ってくれることもあります。
保険会社にすぐ連絡できるように、連絡先を確認しておくとよいでしょう。

交通事故の被害者になってしまった場合


交通事故に巻き込まれてしまった場合、どのような対処をすればよいのでしょうか。行うべきことは、大きく分けて次の3つです。

1.負傷者の救護

交通事故においては、必ずしも被害者の方が重傷であるとは限りません。加害者の怪我が重傷で、被害者側の怪我が軽い場合は負傷者の救護を行う必要があります。

2.警察への通報

本来、加害者側の義務ですが、加害者が重傷で警察への通報が行えない場合や警察への通報を渋った場合は、被害者が警察への通報を行いましょう。たとえ自分が軽傷だとしても、その場で示談などはせず必ず通報をして、交通事故として処理してもらいましょう。

3.医療機関の受診

交通事故の怪我においては、事故直後に痛みがなくても後から痛みが出てくることが多いです。特に痛みや傷がなくても、救急車を呼び医師による診断を受けるようにしましょう。事故直後に診断を受けることで、その後の損害賠償をきちんと受けられるようになります。

その後の流れ


交通事故直後の初期対応についてはこれまで見てきた通りですが、警察による事故証明書の発行、整形外科での診断書の取得、整形外科・整骨院での治療を経て、ようやく示談となります。

【番外編】

▶参考:被害者の慰謝料について